「窓ガラスフィルムって、実際いくらくらいかかるのか?」
「安い業者と高い業者は、どこが違うのか?」
施工を考え始めると、まず気になるのは費用の目安でしょう。
ただし、㎡単価だけで比べても本当の違いは見えてきません。フィルムの性能や施工する場所の条件、職人の技術レベルによって金額も仕上がりも大きく変わります。
価格だけを見るとお得に感じても、見た目など仕上がりや、本来のフィルム性能の発揮大きな差が出るケースもあります。
本記事では、専門業者の視点から費用相場や価格の決まり方、寿命やメンテナンス、信頼できる施工業者の見極め方をわかりやすく解説します。
窓ガラスフィルム施工の費用相場
一般的な相場感(㎡単価ベース)
窓ガラスフィルム施工の費用は、基本的に㎡(平方メートル)単価 × 施工面積で計算されます。
フィルムの種類や性能によって単価は異なり、目的に応じて選ぶことが大切です。
| 遮熱・断熱フィルム | 1㎡あたり 約13,000〜19,500円前後 |
| 飛散防止フィルム | 1㎡あたり 約10,000〜15,000円前後 |
| 目隠し(プライバシー)フィルム | 1㎡あたり 約8,000〜19,300円前後 |
※上記はあくまで一般的な目安であり、施工条件や建物状況によって変動します。
※上記は相場のようなものとお考えください。
安すぎる価格には注意
インターネット上では、極端に安い単価が提示されているケースもあります。しかし、窓ガラスフィルム施工は材料の品質と施工技術が仕上がりや耐久性を大きく左右する工事です。
単価が大幅に安い場合、
- 低価格帯フィルムの使用→性能数値などの根拠が曖昧なフィルムもあったり、熱割れリスク計算をしていない場合も。
- 下地処理や清掃工程、使用する道具の簡略化→例えば錆びたカッターやくたびれた道具を使用し続ける事は、低コストと、仕上がりにも直結します。
- 経験の浅い施工者による対応→技術面に不安があり、日々の仕事量が少ない業者ほど低価格となる傾向が多いかもしれません。
- 法人形態、または個人事業主であるのか。→当社もそうですが法人形態で人を雇用している会社は日々のサービス向上に繋がる経費が多く、それは価格にも影響します。
上記のような可能性も否定できません。
ガラス用フィルムは、数年単位(最大10年)で使い続けるものだからこそ、価格だけで判断するのではなく、品質や過去の実績も含めて比較することが最も重要です。
窓ガラスフィルムの価格はどう決まる?
フィルムの種類・性能
費用に大きく影響するのが、どのフィルムを選ぶかという点です。代表的な機能には、次のようなものがあります。
- 遮熱(暑さ・眩しさ)・断熱(寒さ)
- UVカット
- 飛散防止
- 防犯
- 目隠し(プライバシー対策)
基本的に、機能が増えるほど材料費は高くなる傾向があります。例えば、シンプルな飛散防止フィルム(飛散防止+UVカット)と、遮熱フィルム(飛散防止+UVカット+遮熱+遮光)が伴う高性能タイプでは、価格に差が出るのは自然な流れです。
「とりあえず高性能フィルムを選ぶ」という考え方もありますが、必ずしも最適とは限りません。
目的に対して必要な性能を見極めることが、無駄な出費を抑えるコツです。
また、お客様がAかBというフィルムを貼りたいと考えていても、フィルムとガラスには相性があるため、AもBも使用できず、CかDしか使用できないといったケースもあります。
※この相性が合わないフィルムを貼る事でガラスがヒビ割れを起こしてしまう事もあります。
求める効果と予算のバランスを整理して選ぶことで、納得感のあるコストパフォーマンスにつながります。
窓ガラスの種類について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
施工面積(㎡単価)
施工費用の基本は、㎡単価 × 施工面積という計算方法です。ただし、同じ面積でも窓が大きい1枚なのか、小窓が複数枚あるのかによって作業工程が変わります。
ガラスサイズが小さくても、ガラス枚数が増えると養生、清掃、カットや位置合わせの回数も増えるため、単純な面積だけでは比較できません。
施工難易度・建物条件
価格に差が出やすいのが、施工環境です。
例えば、
- 高所作業(足場や特殊機材が必要な場合)
- 既存フィルムの剥離作業(貼り替え工事)
- 手や体が入りにくい狭い場所
- 家具や設備が多く、養生作業が必要な現場
- ガラスサイズが小さいけどガラス枚数は多い
こうした条件があると、作業時間や人員が増えるため費用も変動します。
窓ガラスフィルム施工は「材料代」だけでなく、丁寧な下地処理や作業工程が品質を左右する工事です。そのため、写真や、場合によっては事前の現地確認を行った上で正式な見積もりを出すのが一般的です。
価格の違いには理由があります。単価だけで比較するのではなく、「なぜその価格なのか」を確認することが大切です。
窓ガラスフィルムの寿命はどれくらい?
窓ガラスフィルムは「一度貼ったらどのくらいもつのか?」という点も気になるところでしょう。施工を決める前に、耐用年数の目安を把握しておくことが大切です。
寿命は施工方法や設置環境によって変わりますが、おおよその目安は次の通りです。
一般的な耐用年数
- 屋内施工:約10年
- 屋外施工:約3〜5年
屋外に貼る場合は雨風や太陽光を直接受けるため、どうしても劣化は早くなります。色あせや剥がれが起きやすい点も考慮しておく必要があります。
一方、屋内施工は外的ダメージが少なく、比較的長く性能を維持できます。 同じフィルムでも、貼る場所によって寿命が大きく変わるということです。
長く使いたい場合は、設置環境に合ったフィルム選びと適切な施工が重要になります。
使用環境による違い
同じフィルムでも、設置環境によって寿命は変わります。
- 直射日光が強く当たる窓
- 南向き・西向きなど日射量が多い方角
- 高温や多湿になりやすい環境
これらの条件が重なると、粘着層やフィルム表面の劣化が進みやすくなります。そのため、立地や方角を考慮したフィルム選定が重要になります。
※フィルムとガラスの相性の問題から、屋内施工ができない場合に、やむをえず屋外施工とせざるをえないケースは多々あります。フィルムそれ自体が場所を選ぶと言っても過言ではありません。
剥がれやすいって本当?
「窓ガラスフィルムを貼っても数年で剥がれるのでは?」と不安に感じる方もいるでしょう。しかし正しく施工されたフィルムが簡単に剥がれる事はまずありません。
多くのガラス用フィルムには、ガラスが割れた時の飛散を抑えるための強力な粘着剤が使われています。飛散防止性能を支えるだけの接着力があるため、下地処理を丁寧に行い、正しい手順で施工すれば自然に剥がれる心配はほとんど無いと考えられます。
剥がれや浮きが起こる主な原因
もし剥がれや浮きが出た場合、その多くは施工工程に原因があります。
- ガラス面の清掃不足などの下地処理不足
- 施工技術の差(経験値の差)
- 用途や設置環境に合っていないフィルム選定
窓ガラスフィルムの施工は、見た目以上に繊細な作業です。とくに下処理の丁寧さと技術力が、仕上がりを大きく左右します。
寿命や耐久性は、フィルムそのものの性能だけで決まるものではありません。施工品質と適切な製品選定が揃ってこそ、長く安心して使える状態になります。
フィルムはペラペラで薄いから安い、簡単、多少の経験値は大差ないと思われがちですが、その裏では多くの人、時間が携わっています。
施工後のメンテナンスは必要?
窓ガラスフィルムは、施工後に特別なメンテナンスを頻繁に行う必要はありません。ただし、性能や透明感を長く保つには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
日常のお手入れ方法
日常的な掃除は、次の方法で十分です。
- 水、または中性洗剤を含ませた水で濡らした柔らかいタオルで拭く
- 水、または中性洗剤入りの水をスプレーし、水切りワイパーで水を切る
これだけで表面の汚れは綺麗に落とせます。特別な洗剤や道具を用意する必要はありません。
避けたいお手入れ方法
一方で、次のような行為はフィルムを傷める原因になります。
- 強くこする
- 研磨剤入りの洗剤を使う
- 硬いスポンジや金属たわしを使用する
フィルム表面に細かい傷が入ると、見た目のくもりや劣化につながります。
手間がかからないのも魅力
適切に施工されたフィルムは、特別な管理をしなくても性能を維持しやすいのが特長です。
日常の軽い清掃を続けることで、遮熱・UVカット・飛散防止といった機能を安定して発揮できます。
※UVカット性能は経年で徐々に低下していきます。
大がかりな手入れが不要なため、取り入れやすい窓まわり対策のひとつといえるでしょう。
失敗しない窓ガラスフィルム施工業者の選び方
窓ガラスフィルム施工は、仕上がってから簡単にやり直せる工事ではありません。だからこそ、どの業者に依頼するかで満足度が大きく変わります。後悔しないために、押さえておきたいポイントを整理します。
価格だけで決めない
見積もりを並べると、どうしても金額に目が行くのは人の本能かもしれません。ただ、極端に安い場合はその理由を確認する必要があります。
例えば、次のようなケースです。
- 低価格帯フィルムの使用→性能数値などの根拠が曖昧なフィルムもあったり、熱割れリスク計算をしていない場合も。
- 下地処理や清掃工程、使用する道具の簡略化→例えば錆びたカッターやくたびれた道具を使用し続ける事は、低コストと、仕上がりにも直結します。
- 経験の浅い施工者による対応→技術面に不安があり、日々の仕事量が少ない業者ほど低価格となる傾向が多いかもしれません。
- 法人形態、または個人事業主であるのか。→当社もそうですが法人形態で人を雇用している会社は日々のサービス向上に繋がる経費が多く、それは価格にも影響します。
窓ガラスフィルムは、材料の質と施工技術がそのまま耐久性に影響します。単価だけで判断せず、「過去の施工実績」「材料のグレード」「工程」まで含めて比較することが重要です。
実績と専門性をチェックする
次に見ておきたいのが、業者の専門性です。
- 窓ガラスフィルム施工を専門としているのか
- 自社スタッフが責任を持って施工しているのか
- 1級ガラス用フィルム施工技能士の資格保有者がいるのか
- 具体的なこれまでの施工事例等が公開されているか
専門業者であれば、フィルムの特性や建物の条件を踏まえた提案ができます。施工事例を写真付きで公開している業者は、実績をきちんと示しているという点で信頼しやすい傾向があります。
ヒアリングと提案力を見る
信頼できる業者は、いきなり商品を勧めません。 まずは施工の「目的」を丁寧に確認します。
- 暑さ対策をしたい
- 地震対策だけでもしておきたい
- 防犯性を高めたい
- 外からの視線を遮りたい
目的が違えば、選ぶフィルムも大幅に変わります。そしてそれは金額に直結します。
一つの商品だけを強く勧めるのではなく、建物の状況や使用環境を踏まえて複数の選択肢を提示してくれるかどうかが判断材料になります。
簡単な目的や数量だけ伝えれば金額がわかると思われがちですが、特に当社の場合、お客様には後悔をされてほしくはないため、金額提示するまでに少し時間を要する場合があります。
安心して長く使えるかどうかを基準に、価格・実績・提案力を総合的に比較することが、納得できる業者選びにつながります。
株式会社FILMCLANが大切にしている施工品質
窓ガラスフィルム施工は、単に「貼ること」が目的ではありません。建物や使用環境に合ったフィルムを選び、長く安心して使える状態に仕上げることが本来のゴールです。
株式会社FILMCLANでは、その考えを大切にしながら、一つひとつの現場に丁寧に向き合っています。
フィルム選定から施工まで一貫対応
当社は、フィルム選びから施工完了までを一貫して担当します。
目的や建物の状況を細かく確認し、最適な製品を選定しています。その特性を理解した自社スタッフが施工することで、仕上がりの品質を安定させています。
外部任せにしない体制は、責任の所在が明確になるという点でも安心材料になると考えています。
※数100㎡以上あるような大型案件では、協力会社様、個人事業主の信頼できるベテラン職人様に一緒に現場に入っていただく事もあります。
建物や使用環境に合わせた提案
窓の向きや日射量、室内の使い方、ガラスの種類など、同じフィルムでも環境が変われば効果や耐久性に差が出ます。
当社では、カタログ上の数値だけで判断しません。実際の使用環境を踏まえたうえで、現実的な選択肢を提案します。
必要以上に高価な製品を勧めるのではなく、目的に合ったフィルムを提示する姿勢を重視しています。そしてフィルムとガラスの相性の問題もしっかり確認の上で初めて正式なご提案が可能となります。
※フィルムとガラスの相性を確認する必要が無いケースもあります。
見た目だけでなく機能性と耐久性を重視
施工直後の美しさはもちろん大切です。しかし、本当に重要なのは時間が経ってからの状態です。
浮きや剥がれが起こりにくいことや遮熱やUVカットなどの性能が安定して発揮されることなどがそろってこそ、品質の高い施工といえます。見た目と機能性、そして耐久性のバランスを大切にしています。
国家資格保有者による丁寧な説明
施工前には、ガラス用フィルム施工技能士を持つスタッフが特性や注意点をわかりやすく説明します。不明点を残したまま工事を進める事はありません。
さらに、当社代表は年に一度実施されるフィルム国家資格試験(関東エリア)で技能検定官を担当しています。技術基準を評価する立場としての知見を、日々の施工品質向上に活かして、全ての現場に反映させています。代表を含め、当社スタッフは全員がガラス用フィルム施工の絶対基準を標準的に備えています。
窓ガラスフィルム施工は、価格や見た目だけで選ぶ工事ではありません。当社は「長く安心して使えるかどうか」を基準に、現場ごとに最適な施工を積み重ねています。
施工事例
商業施設テナントの事例
施工前


施工中




施工後


施工内容
平塚市の大型ショッピングモール内テナントで営業されている保育園様で暑さ対策としてミラータイプの遮熱フィルムを施工させていただきました。園内は全面ガラス張りで冬でも強い陽射しが入るため、プライバシーを守りつつ強力な暑さ対策をしたいという事から最終的にシルバー遮熱15(RSP15)を施工するに至りました。
このシルバー遮熱15は暑さを約77%カット、明るさ(眩しさ)を約85%ほどカットして、明るい時間帯は室内からは外が見えて外から室内が見えなくなります。(夜は逆転)強力な遮熱・遮光性能も備え、室内のプライバシー保護も同時に可能となります。このような高性能な遮熱フィルムでありながら遮熱フィルムの中で最も低価格施工を可能としているため、当社での施工数量も上位のフィルムです。
戸建の事例
施工前

施工中



施工後

施工内容
戸建住宅(横浜市)にお住まいのお客様の目的は近年多発している強盗、そして空き巣対策という事ですので、この場合に推奨可能なカテゴリーは「防犯フィルム」一択となります。
防犯フィルムも各種メーカーから展開されていますが、数ある防犯フィルムの中でも、このSS1490Cは最も厚みがあり、それが起因している事からか当社で実施した防犯性能試験では最も衝撃に耐えうる事ができたため、「見た目を変えず、効果が高い防犯フィルムを貼ってほしい」といった目的とされている場合にまず一番におすすめしています。金額も比較的リーズナブルに施工できます。
マンション
施工前


施工中


施工後


施工内容
タワーマンション(港区)にお引越しされるお客様は当初「必要最低限の安全対策」としてオプション販売でも推奨されていた「UVカットフィルム」を検討されていらっしゃいました。多くの業者様では「UVカットフィルム」と称している事が多いのですが、そのほとんどが正式には安全対策のための「飛散防止フィルム」と言います。この飛散防止フィルムには必要最低限のUVカット効果が備わっている事からUVカットフィルムと言える事も事実ではありますが、UVカット目的である場合には効果が期待できません。今回は安全対策という事である事から飛散防止フィルムSN50を施工するに至りましたがUVカット目的である場合はまた別のフィルムを推奨しています。
マンション購入時の「オプション販売」でも必要最低限のUVカットフィルムとして飛散防止フィルムを推奨されているケースが多々あります。そのようなオプション販売で使用されている飛散防止フィルムと相見積もりされるケースが多くございます。当社もたくさんあるフィルム施工業者の中で特に安いという事はありませんが、オプション販売と比較されますと圧倒的に低価格で同等フィルムの施工が可能です。
まとめ|価格の安さだけでなく「安心できる施工」を
窓ガラスフィルム施工を検討すると、どうしても気になるのが「費用」です。ただ、実際に見るべきポイントは価格だけではありません。
チェックしておきたいのは、次の点です。
- 費用相場は妥当か
- 本当に最適なフィルムであるのか
- 施工品質は信頼できるのか(実績など)
- 業者に専門性や提案力があるのか
これらをまとめて比較することで、納得感のある選択につながります。
窓ガラスフィルムは、数年単位で使い続ける設備対策です。そのため、「安いかどうか」だけでなく、長く安心して使える施工かどうかという視点が欠かせません。
また、お見積もり金額を見て「フィルム貼るだけでこんなにするの?」と思われがちですが、その金額は5〜10年間の金額です。金額を年数で割ると良いかもしれません。
※ガラス用フィルムは「保険」に近い商品とも言えます。
また、フィルムは無くても今まで通りの生活は出来ますが、フィルムを貼る事で生活は一変し向上します。
依頼する業者によって、仕上がりや満足度には明確な差が出ます。少しでも疑問があれば、まずは相談や見積もりを依頼し、説明のわかりやすさや対応の丁寧さを確認するところから始めてみるのがおすすめです。
窓ガラスフィルム施工について詳しく相談したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
窓フィルム施工はFILMCLANにお任せください
1級ガラス用フィルム施工技能士が正しい窓フィルムの選択をお手伝いいたします
窓フィルム施工で悩んでいる方は、プロの施工業者に貼ってもらう事をお勧めします。
窓ガラスフィルム施工専門の株式会社FILMCLANにお任せください。